[此花区] 市内でも味わえる圧倒的な開放感!上方温泉一休『石のゆ』編
・大阪市内で塩サウナに入れる場所を探してる!
・USJで遊んだ後、お手頃な値段でサウナ&お風呂に入りたい!
・試しに一度サウナに入ってみたいから、事前に施設の把握をしておきたい!
何も情報がない状態でサウナに入れる施設に行ったものの、
「サウナ室や水風呂の温度が自分に合わなかった・・・」
「施設に行ったものの、持参しないと困るものがあった・・・」
このような失敗は誰でも一度はあるのではないでしょうか?
そこで毎週5回以上サウナに通う私「かわゆう」が上方温泉一休『石のゆ』を利用する際に必要な情報と、実際に利用してみた感想をレビューしていきたいと思います。
この記事をご覧頂ければ、
上方温泉一休『石のゆ』が、ご自身の求めていたサウナ施設かどうかが分かるかと思いますので、最後までご覧頂けると幸いです♪
なお、『木のゆ』に関する記事もご興味のある方は下のリンクからお読みいただけます!
浴場とサウナ室が「ひと目でわかるマップ」も用意してるから、良かったら見てってな!
[結論] 動線は気になるが、開放感あふれる外気浴を楽しめる!オススメは赤釜風呂で塩サウナ!
まず、こちらの施設の浴場は、日付による交代制です。
上記のイラストのように、
奇数日(1日、15日など)であれば『石のゆ』が男湯で『木のゆ』が女湯
遇数日(2日、16日など)であれば『石のゆ』が女湯で『木のゆ』が男湯に、浴場が日々変更されることに気をつけましょう。
お手頃な料金でドライ(乾式)とミスト(湿式)の2種類のサウナを好みに合わせて選べる事は非常に良い点だと言えます。
ドライ(乾式)のサウナ室内は定期的に常駐スタッフがサウナマットを交換しているので、衛生面も問題ありませんが、気になる方はサウナマットを持参していきましょう。
赤釜風呂はミストサウナ(湿式)になっており、入り口付近には自由に使用できる塩が置いてありますので気分に合わせて入浴方法を選べます。
公式HPの赤釜風呂の写真ではイスが木製の造りですが、実際は下の写真のようなイスに変更されていました。
景観の良さは少し下がるかもしれませんが、肘掛けのあるイスなので快適になったと思います。
そして、赤釜風呂は下記簡易マップをご覧頂けるとお分かりになるかと思いますが、
- 赤釜風呂から水風呂への距離が少し遠い
- 水風呂から休憩場所への距離が少し遠い
この2点がサウナを楽しむ上では惜しいポイントになります。よって、あらかじめ動線を決めてからサウナ浴を楽しむのが良いでしょう。
この施設を利用して良いと感じた点の1つは「常駐スタッフの仕事の丁寧さ」でした。
- 水風呂の温度の定期的なチェック
- アメニティ(ボディーソープやシャンプー等)残量の確認・補充
- 脱衣所・浴場内の清掃、および施設利用者の迷惑行為・禁止行為の監視
- 浴場内で倒れた人の救助・介護 等々、、、
これらの作業をテキパキ行うスタッフが常駐しているので安心して施設を利用できます。
休憩(外気浴)も立地の関係で静かな場所なこともあり、市内の喧騒を離れて開放感のある体験ができるでしょう。
逆を言えば、市内でも主要な場所(なんば・梅田等)から離れた場所にあるので、
アクセスに多少の難がある点はデメリットとも言えますね。
しかし、近隣の主要な駅やUSJとの間を無料で往復できるシャトルバスの提供も行っているので、遠方・地方からお越しの方も公式HP「アクセス情報」の欄を一度チェックして頂ければと思います。
シャトルバスでお越しの方は公式HP「乗り場案内」にてバスの停車位置を確認した後、
下のシャトルバスの写真を参考にしてください。
市内に住む人なら「週末にフラッと行きたくなる場所」、
地方から来るなら「小旅行のついでに寄りたくなる場所」
そんな施設やな!
基本情報
X(旧Twitter) 上方温泉 一休 公式アカウントより引用
※ 画像は左右にスライドできます
住所 | 大阪市 此花区 酉島5丁目9-31 |
アクセス | [電車・バスでお越しの方] JR環状線/阪神なんば線「西九条」駅下車 一休送迎バス または 「59」系統のバス 北港ヨットハーバー方面行き乗車 「酉島5丁目」下車徒歩2分 |
TEL | 06-6467-1519 |
公式HP | あり → 公式サイトへ |
定休日 | 第3火曜日(ただし、祝日の場合は変更) |
営業時間 | 10:00〜24:00(最終受付 23:00) |
料金 | 平日 : 750円 土日祝 : 850円 受付にてPayPayを利用して支払い可能 |
その他情報 | 車両150台を収容可能な無料駐車場を完備 |
浴場の簡易マップと概要
[上方温泉一休]『石のゆ』 浴場の簡易マップ
[上方温泉 一休] 『石のゆ』浴場の概要
脱衣所から浴場に向かう際、飲料水を持参している場合はペットボトル置き場に置いていきましょう。浴場内に持ち込むとスタッフの方から注意を受けることになります。
洗い場・風呂場・休憩場所のスペースは広めの印象。多少混雑していても浴場を満喫できる仕様だと感じました。
洗い場には備え付けのボディーソープ・シャンプー・コンディショナーがあり自由に使用できます。
シャワーの水圧は少し弱め、体感5秒ほど流れるプッシュ式のタイプで、温度調節が可能です。
サウナ室は入館料のみで利用できます。施設によっては別料金の場所も多いですが、ココは良心的だと思えるポイントですね。
しかし、子供もサウナ室内に簡単に入れてしまう造りになっているので、小さなお子様と同伴して施設を利用される場合は目を離さないように注意する必要があります。
なお、個人的には赤釜風呂(湿式サウナ)から水風呂、休憩スペースへの移動距離が少し長いと感じますが、これ以上を求めるのも求め過ぎというものでしょう。
お年寄りからお子様まで幅広いニーズに応える浴場という印象やな!
サウナ室の簡易マップと概要
[上方温泉一休]『石のゆ』 赤釜風呂の簡易マップ
[上方温泉一休]『石のゆ』 赤釜風呂の概要
室内への入り口と出口は専用のものがありますので、気をつけたいところですね。
そして、入室した瞬間から、周りが見えないほどの濃密なミストに包まれます。
「これぞミストサウナ!」とテンションが上がる気持ちはグッと抑えつつ、他の利用者に配慮しながらゆっくり入室して周りを確認しましょう。
室内はミストを噴射する音だけで無音なので、静かに集中したい方にはオススメです。
結論部分で紹介したイスでサウナ浴を行う前後は必ず、
サウナ室内の洗浄用の水で自分の使用したイスを洗い流しましょう!
出口専用のドアを開けるとすぐにかけ湯があります。利用者への配慮のある親切な設計になっていると思います。
なお、塩サウナを楽しんだ後は他の浴場の利用者を不快にさせないために、
かけ湯で身体に付着している塩を洗い流すのをお忘れなく!
このサウナはイスを洗い流して退出することになるから、限界まで座らずに退出するタイミングは気持ち早めを心がけるのがポイントや!
[上方温泉一休『石のゆ』] 熱気風呂の簡易マップ
[上方温泉一休]『石のゆ』 熱気風呂の概要
こちらはオーソドックスなドライサウナ(乾式)です。
室内は座席の段差(高低差)が無く、入り口のドア付近以外での体感温度に違いが無い仕様になっています。
ヒーターの左側に温度計がありますが、利用者が座席に座った目線の高さに設置してあるので
温度計の指し示す温度 = 利用者が体感する温度 になっている点が好印象でした。
熱は高い所へ向かう性質があるので、温度計が高い場所に設置していても利用者が体感する温度とかけ離れてしまいますね。
地味なポイントかもしれませんが、利用者目線でサウナ室を設計してある事が分かります。
入室して右側奥でTV(テレビ)閲覧が可能なので、サウナ浴の最中も退屈することなく過ごせますし、静かにサウナ浴を楽しみたい方は赤釜風呂へ行くことを選べます。
簡易マップにある通り、こちらのサウナは水風呂に近いので、
「1秒でも早く水風呂に入りたい!」という方はこちらを選ぶことをオススメします。
サウナ室、水風呂、休憩場所の動線が大切な方は熱気風呂、
乾燥が気になる、肌のメンテナンスがしたい方は赤釜風呂やな!
サウナを楽しむために! 要るモノ・要らないモノ
手ブラで行ってもお風呂で使用する基本的なもの、スキンケア用品(化粧水や乳液など)は購入できますが、持参することをオススメします。
浴場内は露天風呂で風通しの良い環境です。ミニタオルを持って入らなければ
身体に残った水滴が外気で蒸発して体温が下がるので、忘れずに準備したいところです。
飲料水は脱衣所にて無料で提供していますが、冷水なので
1度ペットボトルなどに入れて常温にしてから飲むといったひと工夫を入れると
余分な体温低下を防ぎ、快適にサウナ浴を満喫できるかと思います。
せっかく開放感ある露天風呂に行くんやし、しっかり準備してこな!
施設を利用した感想・まとめ
立地の悪条件を逆手に取って、うまく活かした露天風呂施設
大阪には温浴施設も多く、競合が多い中アクセスし辛い点はデメリットと言わざるを得ません。
実際、その点を解消するための企業側の取り組みも多く、
近隣のホテルや周辺の駅(西九条駅)への無料シャトルバス提供が豊富な点を見れば明らかです。
しかし、繁華街から少し離れた、ビルのない閑静な場所に露天風呂の施設があるという
価値提供をすることによって他と差別化できていると感じます。
人が行き交う主要な場所と言えば梅田・難波が代表的ですが、その近辺の温浴施設は数あれど
露天風呂の施設はごく一部のビルの上部ワンフロアぐらいのものでしょう。
もし、一休が露天風呂ではなく室内のみの温浴施設であったのであればここまで繁盛していないだろうなと感心してしまいました。